漆×SUS

モダンな漆のカップのご紹介です。
クールなステンレスに深みのある本漆をまとった、
お洒落なバランスが目を惹くうつわです。

和のテイストに片寄り過ぎない雰囲気は
現代の食卓に自然に馴染むのが嬉しいところ。

リビングで寛ぐ家呑み時間
ビール、焼酎の水割り、お湯割り・・・など
お気に入りのお酒を楽しむシーンが目に浮かんできます。

新しい雰囲気をながら、中身はほんものです。

ステンレスは、新潟県燕市で作られた2層構造。
熱が外に伝わりにくいので持ちやすく、冷たいものも温かなものも美味しく頂く事が出来ます。

このステンレスは18-8と呼び、合金の含有率を示しています。
クロムが18%､ニッケルが8%､残りの74%が鉄で構成されおり、
特 に18-8以上は上質なステンレスで、耐食性にも優れているのが特長です。

更に中の研磨には、美味しさを呼ぶひと工夫が・・・。
下から3/2には、ビールの泡がきめ細かく立つよう、泡の摩擦が起きやすい研磨を、
上の3/1は立った泡が潰れないような鏡面仕上げで研磨致しました。

氷が溶けにくく、焼酎の水割りも冷たく美味しく頂けます。
温かな部屋で頂く冷たいお酒は格別です。
クリスマスや年末年始のホームパーティーで
見た目にも、実用的にも活躍しそうです。

漆は山中塗です。
瑞々しく滑らかな仕上がりは、１点１点刷毛で塗る手仕事ならではの風合い。
口縁の漆とステンレスの境目の、美しく繊細な環にも丹念な仕事が光ります。
ステンレスに漆が定着するよう、表面の研磨は工夫を凝らしました。
磨き上げた技術と技術が重なり、生まれた新しいうつわです。