岡本修(色絵)岡田直人(白釉)陶工 ふたり展

岡本修(色絵)岡田直人(白釉)陶工 ふたり展

共に、九谷青窯を巣立って独立、加賀の地を拠点に活躍中です。
色絵、白釉とそれぞれ道は違っても、今や陶芸界にあっては、
人気、実力ともに、次代を担う欠かせない存在となっています。
持ち前の巧みな筆遣いを駆使、明快な色彩と豊かな発想力で、
お洒落でコミカルなうつわを続々と制作、異次元の世界へ誘ってくれる岡本修。

一方、岡田直人は定評ある穏やかな質感に加えて、
フォルムの美しさがいよいよ極められたものとなって、
独自の世界を築きつつあります。
それは、ふたりに共通することですが、恵まれた感性に依るのは勿論のこと、
何にも増して日頃のうつわ作りを通しての真摯な研究と鍛錬が今日の成果を支えています。
花田ギャラリースペースでのコラボレーションは今回が最後、
次回から ひとりでの新作展ということになります。
今が 正に働き盛りのふたり、新作のうつわが謳い上げる舞台を 存分にお楽しみ下さい。


企画展名:岡本修(色絵)岡田直人(白釉)陶工 ふたり展
-小川佳子(つちもの)・日下華子(染付・色絵)・阿部春弥(白磁)-
開催期間:2011年5月18日(水)~28日(土) 午前10時30分~午後7時 ※会期中無休
作家プロフィール
岡本修
1963年 京都府生まれ。
1992年 金沢市北陶にてやきものの基礎を習得。
その後、九谷青窯で17年間修業を積む。
2006年 石川県能美市にて築窯。
新鮮な感覚を生かした色絵のうつわを中心とする。
中近東や西洋の骨董からヒントを得た作品を意欲的に制作。

岡田直人
1971年 愛媛県松山市生まれ。
1992年 京都嵯峨美術短期大学 ビジュアルデザイン科卒業。
その後、愛知県立窯業高等訓練校、石川県九谷青窯で修業を積む。
2004年 石川県小松市にて築窯。
オランダ、フランス、李朝古陶磁器に造詣が深く、
素材を生かしたシンプルな白釉を制作。

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