木のうつわについて
木のうつわについて
建物、家具、工具、調理具、文房具、玩具・・・
私たちは、木を素材にしたモノに囲まれて生活しています。
木特有のなめらかな感触や温もりに安心感を覚える人も多いのではないでしょうか。
キッチンを覗いてみても、まな板や木べらなど
木の道具がいろいろあるコトに気付きます。
鍋や包丁など硬質な素材に対しあたりが柔らかな木は、
調理をする上で扱いやすいのが良いトコロです。
料理を「盛りつける」他にも「切る」「のせる」「敷く」など
食卓で表舞台でも裏舞台でも万能の活躍を魅せる、木のうつわ。
どんな食材とも相性抜群で、メニューを選びません。
例えばこんがり焼き上げたトーストに、木のナイフでバターを塗るシーン。
カリッとしたパンの表面に置いたバターが溶けながら全体にいきわたる時、
木のやさしいタッチに、何とも言えない気分のよさを感じます。
木のうつわで、食卓の楽しさをまたひとつ増やしてみませんか?
道具として、うつわとして
自然そのままの木目と風合いにはあたたかみがあり、
盛り付け以外の活躍が広いのが木の特徴で
使い続けることで経年変化をたのしみながら
陶磁器やガラスとはまた違った良さをたのしめます。
カッティングボードをはじめ、道具としての機能性も高く
特に「切る」を食卓で行えることにより
食卓での「食べる」時間は、取り分けのシーンからたのしむことができます。
切り分けが均等でなくても、多少こぼれても
かえって絵になるトコロも木の魅力です。
上質な口あたりのスプーンやフォークなど
木のカトラリーにもご注目下さい。
盛り付けたり、乗せたり、切ったり、敷いたり
木のうつわの縦横無尽の活躍を是非おたのしみください。
木のボードやプレートに焼きたてのキッシュやピザを盛り付けて食卓へ。 |
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ちょっとした薬味やディップに活躍する豆皿小皿。 |
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「切る」は木の得意分野。 |
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「熱伝導が低い」という木の特性を利用した鍋敷は、おすすめのアイテムです。 |
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口に運んだ時に、なめらかな感触 |
欅、栃、ミズメ桜、栗、黒檀・・・ |
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木工作者の多くは木に対する愛情を深く持っています。 |
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小さな傷が付いたり擦れたり・・・ |
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木の取り扱いに特別なことはありません。 |
注意点
・電子レンジ、オーブン、食洗機は使用できません。急激な乾燥や加熱は割れなど破損の原因となります。
・使った後はなるべく早く洗い、布巾で水気を拭いてください。
・長時間水につけたままにしないようにしてください。シミやカビの原因となります。
・陶器と重ねると傷の原因となりますので避けてください。