左馬のカップ
左馬のカップ
新作花田の「コレ」は縁起の良いうつわ。
大沢和義さんの左馬(ひだりうま)のカップです。
将棋の駒で知られた左馬ですが
陶芸の世界でも、多くの方に親しまれてきた絵付けです。
新しく築いた窯で焼成するとき「初窯の左馬」という風習もあるそうで
左馬は倒れないという由来に縁起を担ぎ、
左馬の字や、馬の絵付(頭が右、尾が左)を描くのだそうです。
今回の新作、大沢和義さんの左馬のカップは、
白磁の側面に一本の胴紐が入るデザインに、見込みに描かれた濃いダミの左馬。
女性の手にも持ちやすいサイズ感が魅力です。
朝目覚めのお水や白湯、朝茶に。
サプリメントやお薬の服用にもちょうどいい容量で
マルチに使える用途の広さは、ギフトにもおすすめです。
岩手県に工房を構える大沢さんは、白磁を中心とした磁器を作り続けてきました。
作陶は北の大地ですが、うつわ作りに使うのは天草の陶土。
瑞々しく青みがかった肌合いが何ともピュアな雰囲気を醸し出します。
透明な水を注ぎたくなる…そんな雰囲気が、左馬のカップにぴったり合いました。
「馬」の字が左右反対で描かれたその由来には諸説あります。
・馬には右から乗ると転ぶという習性があり、必ず左側から乗るため
「左馬は倒れない」災難なく無事に過ごせる、縁起の良いものとされました。
・左馬の文字の下の部分が巾着の形に似ていることから、巾着袋の紐を縛りお金が逃げていかない、富をもたらす象徴とされていました。
・馬は人に引かれるものですが、馬の字を逆に書くことで「人が馬に引かれて店へ入ってくる」と解釈し千客万来、商売繁盛に繋がるとされています。
・「うま」を逆さから読んだ「まう」が、祝宴での「舞い」を連想させるので縁起が良いとされています。
ほんのりと青みがかった美しい白磁に、浮かび上がる胴紐がさりげないアクセントになっています。
見込み底で揺らめく左馬を眺めながら、お気に入りのお酒を楽しみたいですね。
※掲載品の撮影には照明を使用しております。自然光や部屋の明かりの下では、色合いや濃淡が多少違って見える場合があることを予めご了承下さい。
また、色味、サイズには多少個体差がございます。
商品仕様
型番: | 630301_1000231003 |
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メーカー: | 口径7.8×高さ7.5 |