うつわ放談 ―スタッフお気に入り編―
日々うつわに囲まれて、新しい出会いを重ねている花田。
スタッフ同士の会話は自然とうつわの話題が多くなり、入荷のたびに盛り上がっています。
うつわの好みは人それぞれに異なりますが、実際にうつわを選んで使ってみた感想はどんなものなのでしょう。
花田スタッフが選んで良かった、使って良かった、うつわのお話。
お店でスタッフと話をしているような気分でお楽しみください。
◎花田スタッフのリアルなうつわ事情
選んで良かった、使って良かったうつわは?
M.S家族にも好評で嬉しい
前から欲しいなぁと思っていてようやく買えたのが、イム サエムさんの刻文汲出です。
食後にほうじ茶や煎茶を淹れてよく使っています。
持ち心地、口あたり、サイズ感、どれもとてもイイです。
家族が口をつけた後すぐに「うわっ、これ口あたりいいね!」と驚いたときは、こっちも驚きました(笑)。
T.Hついに出会えたマグ
使いやすさを実感しているのは、古賀雄二郎さんの藁灰釉面取マグカップです。
土ものならではの厚みがとてもイイと感じています。
洗う時に安心感があり、口あたりもツルンとして気持ち良いなぁと。
熱い飲み物を淹れても急に熱くならず、ほぼ毎日使っています。
お茶にもコーヒーにも、何でも合います。
Y.M見た目で選んで大成功
よく使うのは、吉岡将弐さんのマルチカップ飛び馬文です。
絵付けが可愛くて思わず手にしたのですが、使ってみると用途が広く、毎日のように登場するようになりました。
和え物、酢の物、納豆など副菜の小鉢で使う他、サラダやスープにも使っています。
他のうつわと合わせやすいのがお気に入りです。
R.U評判通りの実力でした
まだそんなに持っていませんが…、ほたる窯の渕鉄楕円皿です。
花田スタッフの皆が「イイよ!」と薦めてくるので、どんなものかと思い買ってみました(笑)。
前評判どおり、焼き魚にぴったりで、すぐに魚用の定番になりました。
最近では、朝食のパン皿としても活躍しています。
トーストにも良いですよ。
A.S小サイズのどんぶり感覚
黒の小鉢です。名前は鉢ですが、ポイントは形。
小サイズのどんぶり的に、スープやご飯もので日々活躍しています。
そぼろご飯とかイイですよ。
豆腐は小鍋で軽く温めてから盛り付けて、すり胡麻と刻んだネギに出汁醤油をかけていただくことが多いです。
豆腐の白が黒いうつわに映えるのもお気に入りです。
Y.S
普段使いで楽しめる古典
吉岡将弐さんの七草手唐草輪花7寸皿です。
古典的な絵付のうつわはそれまで持っていませんでしたが、緻密な唐草文様がとても可愛く、使ってみたいと思いました。
お造りの3種盛や、千切り野菜を盛り付けた豚しゃぶ、フルーツの盛り合わせなど。
どれもきれいで、他にもいろいろ試して楽しんでいます。
K.Sメインプレートで活躍中
メインのプレートを探していたときに出会った、稲村真耶さんの白磁リムプレートです。
大きめのお皿で平らなものって案外少ないんですよね。
7寸では小さすぎ、8寸だと大きくて…。
だから、最初見たときに「コレだ!」と思ったんです。
ワンプレートで付合わせと一緒に盛り付けるのに重宝しています。
Y.S私にとっての漆元年
選んで良かったのは、野口義明さんの木曽溜大椀です。
もう10年以上も前の話ですが、「漆器は良い物を買っておいた方がいいよ」と当時の店長からアドバイスを受け、思い切って購入しました。
初めて唇が触れた時の柔らかくしっとりとした感触。
「おみそ汁ってこんなに美味しいものだった?」と、鳥肌が立つほど美味しく感じたのです。
※ご紹介しているうつわは、現在お取扱いしていないものもございます。