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グラスで飲む、食べる
だんだんと日差しが強くなり、湿度を肌で感じるようになってきました。
そんな季節は涼を味わうだけでなく、料理やうつわから涼を感じるのもおススメです。
食欲が湧いてきて、疲れも癒されます。
朝のコップ1杯の水から、日中のランチ、ひと休みのアイスコーヒー、晩酌のビールやワインなど
グラスは、一年を通じて暮らしのさまざまな場面で使われています。
「飲む」という行為は水分を補給する、というだけでなく
ホッとひと息、気持ちを潤す時間にもなります。
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グラスで飲む
シーンに合わせてグラスを選べば、見てよし、触れてよし、美味しさも増すというもの。
料理に合わせてお酒のグラスを変えてみるのも楽しそうです。
◎上画像左から
中村一也・清流グラス
薄いブルーグリーンが特徴の中村さんのグラスは、水や炭酸、焼酎などの透明がよく合います。
大きめの氷を浮かべて清涼感を味わえそうです。
中山孝志・ロックグラスオールド
カジュアルなピザパーティーや、ベランダでのTボーンステーキなど、気取らないスタイルで調理や会話をしながらワインを楽しみたいもの。
中山孝志・ワイングラス足付
人気のクラフトビールや、フルーティーなホワイトビールに。
華やかな足付グラスで美味しいビールの楽しみ方を再発見してみませんか。
西山芳浩・四角猪口
まるで氷の猪口に注いだような清涼感。
枝豆、ぬか漬け、谷中生姜、冷奴と、夏の日本酒は肴に事欠きません。
晩酌が待ち遠しくなってきます。
河上智美・しぼりそば猪口
おもてなしの冷茶にちょうど良いサイズ。
底がシェイプされているため、グラスや小鉢など、そば猪口以外にも幅広い用途で楽しめます。
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グラスで食べる
そして時には、「飲む」だけでなく、料理の「盛り付け」でも使ってみるのはいかがでしょう?
普段は陶磁器のお皿に盛り付ける料理をグラスに替えるだけで、雰囲気はガラリと一変。
素材としてのガラス特有の透明感が、水のベールで包んだような涼やかさを演出し
食卓に開放感が広がり、グラスもいつもとは違う表情を見せてくれます。
うつわのたのしさ、食卓の豊かさが、またひとつ広がるようですね。
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グラスと料理について
◎料理をお願いした wasabi 窪園和之さんに伺いました。
Q:グラスに料理を盛り付けた感想はいかがでしたか?
A:思ったより難しかったですね(笑)。
盛り付けがそのまま見えるので色の組み合わせに配慮しました。
光が当たるとさらに魅力が増して、ドラマチックでいいなと思いました。
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Q:ガラスという素材は、うつわとしていかがでしょう。
A:なんといってもこの涼感は魅力ですね。
ひんやりした感じは料理を美味しく見せてくれますし、ガラスのうつわはまだまだ楽しめそうだと思いました。
個人的には中山孝志さんのガラスに惹かれますね。
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他にもいろいろ、グラスで美味しく。
中村一也・オリジナルグラス
九段の店舗では、夏の間お客様に冷たいお茶をお出しするのに使っているオリジナルグラス。
中村さんに相談して作ったグラスです。
冷茶にはもちろん、アイスクリームやゼリーなどのスイーツにも。とは思いましたが、冷製のメニューにも合いました。くるんとしたイイダコのユーモラスさが前菜の雰囲気にぴったりです。やや浅めの形状に料理が盛りやすく、小付け感覚でいただけそうです。
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河上智美・水泡リキュールグラス
梅酒、杏酒、リモンチェッロなど、グラスごと冷やしてキュッと美味しくいただけそうなグラス。
日本酒や紹興酒にも活躍しそうです。
時にはお客様のおもてなしや、家族の記念日などに、前菜のうつわとして使ってみてはいかがでしょう。特定のお酒用としての用途から、使う楽しさが一気に広がります。
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河上智美・蕎麦猪口(チェック文クリア)
夏の間、そうめんやひやむぎに活躍しそうなガラスの蕎麦猪口ですが、陶磁器の蕎麦猪口同様、使い方は自由にたのしみたいですね。鴨ロースのしょう油煮を盛り付けたら、ウィスキーのソーダ割りを用意して晩酌に。クリアなガラスに施したチェック文は料理が透け過ぎず、盛り付けが良い具合に映えます。
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河上智美・ライングラス(エナメルホワイト)
白いそうめんに、琥珀色の出汁のジュレ。
食欲を呼ぶ2層の色合いに、オクラのグリーンがアクセントになります。
コースの「飯蒸し」のように、お酒を最後まで美味しくいただくため、酔いが早く回らないようにお腹に入れる、そんな役目に見立ててみるのはいかがでしょう。
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馴染みある、夏の食材で。
「応用編」と気負わずに、馴染みある夏の食材から始めてみてはいかがでしょう。
湯むきしたミニトマトで作るマリネだってきっとキュートなひと品になるはずです。
ちょっとした楽しみを作るのが、日々の食卓の美味しさの秘訣です。