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自由な花器使い
自由な発想で花器を使えたら
暮らしの中の花はもっと楽しくなるはず。
そんな想いから「何でも花器」シリーズが始まりました。
普段使いのうつわを使って、気軽に花を手に取ってみましょう。
ほんの数本の草花が、暮らしに潤いをもたらしてくれます。
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銅鑼鉢を水盤に
水を湛えた銅鑼鉢を水盤に見立て、花をたのしんでみませんか?
瑞々しさが広がり、お部屋の雰囲気が変わります。
花留めを使い、形を整えていきます。
見る方向によって、幾通りもの表情がたのしめます。
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白樺に見立てて・・・
北海道の土を使い、白樺の木から作った化粧土で釉掛けした
工藤和彦さんの白樺ホワイト冷酒杯。
白樺の木に見立て、インテリアとして愉しんでみるのはいかがでしょう。
種類が少ない冬の花、時にはこのような愛で方もいいものですね。
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小さな花器に大きく活ける
小さなカップでも、縦方向に大きく活けると
雰囲気がガラリと変わります。
枝もののたのしみが、ひとつ増えますね。
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グラスに花
薄氷のような雰囲気漂うガラスの質感を、冬のしつらいに生かしてみましょう。
寒風の中に咲く凛とした姿に、たくましい美しさを見る水仙は
ガラスにぴったり合います。
花留めの枝があえて見える所にも趣があります。
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フリーカップに花
椿やバラなどの花に、咲き始めたばかりの雪柳でボリュームを出し
広口のカップにバランスを整えます。
高台が広く、置いた時に安定感のあるカップなので
小さなブーケをそのまま活けるのにも適しています。
やさしい萌黄色に、季節の花が映えそうですね。
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