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寄せ鍋だけじゃもったいない!
土鍋でおいしいメイン料理(汁もの 炊飯 煮込み)
8-9寸の土鍋は、つい寄せ鍋専用になりがちなサイズ。
でもそれだけではもったいない。お手持ちの土鍋でメイン料理がいろいろ楽しめます。
土鍋が得意なじっくり火を通す調理で、3つの美味しさをご紹介します。
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土鍋で一汁一菜
蒸し煮にして、美味しさを引き出す豚汁。
土鍋ならではの角のない優しい味わいをしみじみと感じる、
目からウロコの美味しさです。
大根、人参、牛蒡、長葱、蒟蒻などを下ごしらえしひと口大に切り揃えるのがポイント。
さまざまな具材の大きさを合わせることで、味がまとまります。
あとは炊き立てのごはんに漬物があれば言うことなし。
忙しくて時間が無い時にもしっかりと栄養が採れる一汁一菜。
普段の暮らしに取り入れたいレシピです。
汁ものがメインの日は合鹿椀など大ぶりの汁椀がおすすめです。
芋煮、石狩汁、きのこ汁、つみれ汁・・・
豊富な根菜を合わせて、さまざまな汁ものが楽しめます。
あらためて見直すめて郷土料理。身近な方が意外なレシピをご存じかもしれません。
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炊き込みご飯
きのこ、栗、さつまいも、銀杏、鮭、秋刀魚…。
秋から冬にかけての食材は、ご飯に合うものばかり!
この時期は是非、炊き込みご飯にチャレンジしてみてください。
例えば、鮭ときのこの炊き込みご飯。
ご飯と相性の良い鮭をしめじと一緒に炊き込むことにより、一層やさしい味わいに仕上がります。
ご飯が主役の食卓は、飯碗も色合いなどに合わせて選びたいですね。
きのこの季節であるこの時期は、舞茸の香りと歯応えも炊き込みご飯におすすめです。
旬を迎える牛蒡に、鶏肉と舞茸をあわせた炊き込みご飯。
蓋を開けた時、秋の美味しい匂いがフワッ立ち上ります。
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煮込み料理
白インゲンにスペアリブの旨味がしみ込んだ煮込み料理。
下準備は、前もって岩塩をすりこんだお肉を冷蔵庫で寝かせておくことと、
たっぷりの水で戻した白インゲンを固めに茹でておくことだけ。
あとは土鍋がじっくりコトコト、美味しく仕上げてくれます。
取り分けのプレートに少し深みのあるものを使えば、
スープが流れることなくきれいに盛り付けることができます。
お肉をチキンに変えてトマトの水煮で煮込んだり、
インゲンをザックリ櫛切りキャベツと煮込んだり…。
ちょっとのアレンジで、違った味わいも楽しめます。
いずれもバゲットとワインをお忘れなく!