米国コロラド州 From KazuOba
Kazu Obaさんは18歳で右も左も分からぬまま、単身渡米。
現在はコロラドを拠点に世界各地で活動中です。
花田でも2015年以来毎年個展を開催しています。
バイタリティーと明るさあふれる人柄で、
日本のお客様も数多く魅了してきました。
そんなkazuさんに、コロラド州デンバー周辺をご紹介いただきます。
美しいコロラドの大自然
コロラドと言えばロッキー山脈を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
カナダからニューメキシコ州まで5,000kmにわたって続く
ロッキー山脈の最も高い部分がコロラド州にあり、
コロラドロッキーと呼ばれています。
富士山よりも高い峰が700以上もあり、
最近ではスポーツの高地トレーニングの場所としてボルダーが有名です。
一番上の写真のスプレイグ湖があるロッキーマウンテン国立公園は、
コロラド州北部の総面積107,000haの面積でロッキー山脈内にあり、
1915年に国立公園に指定されました。
スプレイグ湖は国立公園の奥地ではなく、
僕の自宅から車で1時間半~2時間で行ける場所にあります。
気軽に行き来が出来るので、州外、国外からのお客さまをよくご案内しています。
湖は歩いて1~2時間で一周出来るほどで、
気軽にハイキングをしている人たちも多いですよ。
運が良ければ鹿など野生の動物に出会うこともあります。
夏は湖面に木々や山が映り、美しい光景が目の前に広がります。
冬は湖が凍結するので湖面を歩いたり滑ったり出来る場所です。
夏でもカラッと!コロラドの気候
コロラドは大陸性の準乾燥気候で四季があります。
年間の最高気温は東京よりやや低い程度ですが、
内陸部かつ高原にあるため、昼夜の温度差が15度以上あることも少なくありません。
雨が少なく湿度が低いため、気温の上がる夏場でも過ごしやすいところが気に入っています。
洗濯物を地下に干しているのですが、ジーンズも半日でカラカラに乾くほどです。
パンを出したままにしてしまうと翌日はカチカチで石みたいになってしまいます(笑)
今日は轆轤を挽いたのですが、庭にリスが顔を出していました。
今、外で生地を乾かしているけどリス達が遊びに来て走りまわっていたら、
乾燥中のいくつかに足跡がついたり、
落ちて割れてしまっているかもしれません(笑)
ローカル色豊かな食と暮らし
こちらはボルダーのファーマーズマーケットで、春から秋までやっています。
生鮮野菜だけでなく、その場で調理した屋台料理などもあります。
ピクニック気分でランチを楽しんだり寝そべって寛ぐ人も居て、
のんびりとしたイイ雰囲気でしょう。
ローカルの生産者やお店が出店していて、自分たちも野菜を買いに行きます。
生産者から直接購入できるので安心感があり、多くの人で賑わいます。
デンバーとは反対のロッキー山脈東側から訪れる人もいます。
オーガニック栽培であることと、収穫して間もない新鮮な野菜が手に入るのが嬉しいです。
乾燥地帯と思われがちですが灌漑が整ったコロラド川周辺では、ワイン用のぶどうも栽培されていて、ワイナリーもありますよ。
果樹栽培も盛んで、メロンやピーチも店頭に並びます。
買ってきた新鮮な野菜はサラダにして、チーズやパンといただくのが楽しみです。
Kazu Obaの魅力ある世界
冒険心とエネルギーのかたまり、Kazu Obaさん。
コロラドの地で制作に励むKazuさんの動画です。
※2016年撮影のものを再編集しています。