5月の「花田の新作」は飯碗です。
西納三枝 半菊飯碗 [\ 3,465] | 西納三枝 双花市松飯碗 [\ 3,360] |
山本恭代 色絵牡丹文飯碗 [\ 4,200] | 山本恭代 色絵網に菊文飯碗 [\ 3,150] |
飯碗は毎日、ともすると毎食手にするうつわです。
ご飯がおいしそうに見えること、
丁度いい大きさ、
清潔感、
飽きない見た目、
手にしっくりと馴染む、おさまりの良さ、
親しみやすさ、
丈夫であること、
唇に心地よい程良い厚さ・・・
まだまだありそうな、これら良い飯碗のセオリーに加え、
飯碗を選ぶきっかけや決め手となるのは、
最終的には、感覚的に個人的な愛着を持て、相性の良さを感じられるものなのかもしれません。
さて、今月は2名の女性作者による飯碗の新作です。
西納三枝さん、山本恭代さん、共々正木春蔵さんに師事したのち、独立しています。
正木さんの絵付けの極意には色々な要素が含まれますが、
二人はその正木さんの絵付けの勘どころをそれぞれ違った感性で吸収しつつ、自らの仕事に活かしています。
女性ならではの色艶、可愛さ、繊細さを含みつつ、時に見せる男性顔負けのダイナミックさ。
うつわに、透けて見えるかのようなこの両面性が両者の大きな魅力です。
毎日の暮らしに欠かすことのできない飯碗。
これら新作を一度、手に取ってみませんか。