2月の「花田の新作」は、
吉田学さんの縁鉄織部8寸皿と縁鉄織部中鉢の2種です。
必要とされる手間のせいもあり、
紐づくりという技法で普段使いの食器を作る作者の数はそう多くはありません。
吉田学さんによれば通常のろくろ成型の5倍は時間がかかるという紐づくり。
吉田さんはその手間を特に売りにすることなく、
でも一方で、その手間の自らの目指す仕事にとっての必要を頑なに信じながら、
紐づくりによるうつわ作りを続けています。
今回の新作は縁鉄織部のうつわ2種。
吉田さんならではの野趣に縁鉄、織部が更に力強さを加えます。
まさしく、吉田学スタイル、吉田学テイストと呼べるうつわとなりました。
常に異彩を放つ吉田学さんの新作を食卓に加えてみませんか。