2010年8月の新作 安達和治さんのスープC&S(茶アメ釉・ゴス巻・黄アメ釉)3種


8月の「花田の新作」は、安達和治さんのスープC&S(茶アメ釉・ゴス巻・黄アメ釉)3種です。



左:茶アメ釉スープC&S(\ 3,990)
中央:ゴス巻スープC&S(\ 3,990)
右:黄アメ釉スープC&S(\ 3,990)

今月の新作は3色のスープカップ&ソーサー。
茶アメ釉、黄アメ釉に加え、ゴス巻もきれいに仕上がりました。

愛知県市平町の安達さんの工房には、花田からも度々足を運びます。
仕事場には定番のうつわがずらりとならび、
加えて新作見本が、それらが「新作」群だなと分かる程度に、何となく切り離されて並べられています。
「これ、いいでしょう」と満足げに微笑み、
続く「でも、こうしたらもっと良くなるよね」との一言から、
新作見本を挟んでのうつわ談義が始まります。
釉薬やフォルムのバランス、大きさなど、ポイントは多岐にわたりますが、
このような会話を通して生まれた安達定番うつわは少なくありません。

そして実は、この工房へ行くのには、もうひとつ楽しみがあるのです。
ある時は手打ちそば、ある時は鮎焼き、ある時は五平餅…
訪問時には、必ず饗される安達さん手製のもてなしが絶品なのです。
到着し、しばらくしてから「そういえば、そば打ってあるよ」と打ち明ける、
シャイで心やさしき自称雑器作者の新作を是非使ってみてください。

使いやすく、洒落ていて、あたたかい。
「少しでも多くの人に自分の食器を暮らしの中で使ってもらう」ことのみに終始する、
作者の偉大なる日常主義が、やはりこのうつわにも貫かれていることが分かります。

こちらでも安達和治さんのうつわをご紹介しています。どうぞご覧下さい。

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