2009年8月の新作 中山孝志さんのガラスのデカンタ3種


8月の「花田の新作」は中山孝志さんのガラスのデカンタ3種です。



デカンタ(各 \18,900)
心奪われる―

中山孝志さんの吹きガラスを前に、まず衝撃を受けたのは、我々花田でした。
あの登場からおよそ5年が経とうとしています。

とろけるみず飴のような柔らかい風合い。
わだかまりなく、過飾をそぎ落としたシンプルでシャープなフォルム。
使い始めて気づく、見た目からは意外な硬質。

登場以来、抜群の技量と造形感覚が実現する中山さんのガラスのうつわは
多くのファンを虜にしてきました。

そして、中山さんの仕事は手作りでありながら、
いわゆる手作りっぽさを極力排除したところにも特徴があります。
例えば、うつわの底にあるポンテ痕というつなぎ目は小さく。
或いは、陶磁器で言えばろくろ目にあたる成形跡もほとんど目立ちません。
うつわの持つ暖かさが理屈抜きにダイレクトに伝わってくるのは、
かえって、この「手作りっぽくなさ」ゆえ、とも言えます。

さて、中山さんの内秘められた吹きガラスへの情熱は、今回の新作へも注がれました。
直線と曲線のバランスが抜群の、すっと佇まうデカンタ3種です。

あなたがこのデカンタで注ぐのはワインでしょうか?アイスティー?フレッシュジュース?

こちらでも中山孝志さんのうつわをご紹介しています。どうぞご覧下さい。

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