2009年1月の新作 大沢和義さんの一輪差しとマグカップ


1月の「花田の新作」は大沢和義さんの一輪差しとマグカップです。

岩手県滝沢村に工房を構える大沢和義さんのうつわ作りのベースは、曰く
「形、装飾ともに単純であること」
「剛と柔が両立していること」
そして「できるだけ安価であること」
その実現も体に染みついた精度の高い技術と膨大な仕事量に基づくバランス感覚があってこそ。
独立前は修業先で400客を超える轆轤を日々、引いていたといいます。

おおらかで快適。
大沢さんのうつわから感じられるこの雰囲気は、
明朗快活、前向き、オープン、同時に細かい気遣いも忘れない本人の人柄にも相通じます。
そして、花田からの難しい注文にも「やってみるよ、大丈夫、大丈夫」と挑戦し、
散々苦労した末「大変だったけど腕がまた上がっちゃったよ」と喜べる気概は、
今後への期待を膨らませます。

その大沢さんの新作は一輪差しとマグカップです。
材料も日本でベストと言われる熊本県天草の磁器土を使いました。
一輪差しはやわらかなラインとシャープな輪郭が印象的で、花を活けやすいフォルムです。
そして、自然で無理のないフォルムが魅力的なマグカップです。
充分入るサイズと握りやすい取っ手には大沢さんらしい気遣いも感じられます。

大沢さんの新作を、是非お楽しみください。

大沢和義)一輪差し \ 4,725 大沢和義)白磁マグカップ \ 2,940


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