7月の「花田の新作」は、工藤和彦さんの黄粉引の9寸皿、長方皿、四方小皿の3種です。
左:工藤和彦 黄粉引9寸丸皿[\ 12,600]
右上:工藤和彦 黄粉引四方小皿[\ 2,940]、右下:工藤和彦 黄粉引長方皿[\ 5,250]
工藤さんは、北海道の大地の力に魅せられ、その地で自らが求め続けていた土に出会います。
それからも試行錯誤を重ね、黄粉引が完成してからおよそ10年が経ちました。
今や、工藤さんのトレードマークとなった黄粉引のうつわ。
独特の魅力を放つ、黄粉引の味わい。
それを最大限に活かそうとする工藤さんのうつわづくり。
過飾を避け、オーソドックスでありながら、
工藤さんの人柄にも通ずる大らかさ、洗練が常に内包された造形は多くの人々を魅了してきました。
さて、来月8月花田で予定されている
「つちもの、キレもの5人衆 -次代を創る実力派、競演-」展にも、工藤さんは参加いただきます。
今月はその8月の企画展のために制作された新作を先駆けて紹介いたします。
8月が待ちきれなくなるような黄粉引の新作を是非、ご覧ください。
「つちもの、キレもの5人衆 -次代を創る実力派、競演-」
会期: 2012年8月15日(水)~25日(土)
午前10時30分~午後7時 会期中無休 花田ギャラリースペース(2F)
参加作者:伊藤環 工藤和彦 志村睦彦 八木橋昇 吉田学