松迎え、うつわ迎え展
正月事始めとなる12月13日。
正月の松飾りに使う松を山に採りに行くのも、この時期からとしていました。
現代ではお花屋さんで買い求めるのが一般的ですが
昔は山から必要な分だけいただくのが普通だったようです。
華やかな色絵と染付が揃う12月の花田を
正月事始めにかけて
「松迎え、うつわ迎え」と題し
一年で最も賑やかな展示会をご紹介致します。
稲村真耶、海野裕、犀ノ音窯、重田良古、須谷窯、中尾万作、
日高直子、正木春蔵、松本郁美、山本恭代、吉岡将弐、他…
多くの作者から、選りすぐりのうつわが届きました。
この時期ならではの充実は、陶箱や蓋物です。
お節料理をはじめとする、年末年始の華やかなメニューに
特別感を添える蓋物が、ひときわ存在感を示します。